本店所在地をどうにかする その2
こちらの続編です。
難儀してます。
おさらいからしますと、本店所在地の選択肢としては
- バーチャルオフィス
- レンタルオフィス
- シェアオフィス/コワーキングスペース
- 事務所可賃貸物件
のどれかしかないです。
貸事務所を設立時から借りれるような富裕層はお帰りください。
1. バーチャルオフィス
○メリット
・とにかく安い。(参考:¥500〜¥5,000/月)
×デメリット
・利用する住所が契約後にしかわからない場合が多く、蓋を開けてみたら詐欺まがいの会社が4畳半の部屋に何十社も入居してる場合がある。
・運営会社が適当な所が多い。郵便物転送をしてくれるのかも怪しい。
・現状法人口座の開設がかなり厳しい。
2. レンタルオフィス
○メリット
・専用スペースがもらえる場合もある。
・打ち合わせ等に利用できるスペースがあったりする。
・ある程度運営会社がしっかりしてる。
×デメリット
・やや高い。(参考:¥10,000〜¥50,000/月)
・やっぱり法人口座の開設が厳しい。
3. シェアオフィス/コワーキングスペース
○メリット
・運営会社がしっかりしてる。
・シェアする空間は広いことが多い。
・地域密着型の運営会社が少なくなく、法人口座開設は比較的希望がある。
×デメリット
・やや高い。(参考:¥10,000〜¥30,000/月)
・専用スペースはない場合が多い。
4. 事務所可賃貸物件
○メリット
・専用スペースしかない。
・住居兼事務所なのでランニングコストがかからない。
・郵便物も直接受け取れるし、法人口座開設も問題がない。
×デメリット
・法的に微妙なケースもある。
・住居専用賃貸から引っ越す場合にイニシャルコスト(敷・礼・保証金・前家賃)がかかる。
総合で申し上げますと、
1. バーチャルオフィスは現状候補に入れない方がいいです。
2. レンタルオフィスはいろいろ中途半端すぎて検討しづらいです。
3. シェアオフィス/コワーキングスペースは地域密着型であれば検討の余地があります。
4. 事務所可賃貸物件は登記費用+資本金+イニシャルコストをカバーできるだけの余裕があれば一番ベストかと思われます。
こちらからは以上です。