会社印をよういする
会社印とか会社印鑑とか社印とか言われたりしてますが、(1)実印、(2)銀行印、(3)角印の3点のことです。
悩みポイントとしては、
- 3点セットが本当に必要なのか
- どこで作るか
- 字体
の3ポイントかと思われます。
順を追っていきます。
1. 3点セットが本当に必要なのか
実印だけで十分、とか実印と銀行印は兼ねても別にいい、とか色々ありますが、結果から申し上げますと、
3点作れ。
理由としては、2点でも3点でも費用は大して変わらないので。
あと、3点あったほうがかっこいいから。
2. どこで作るか
一番安い素材の「柘」で作るの前提で申し上げますと、
ここ一択です。ステマじゃないです。
2015.04.14現在で、本体¥4,480+送料¥480=¥4,960(税込)です。
(相場は最安の素材で¥10,000前後です。)
関東・関西・東北以外の地域の方は送料が変わる模様なので事情が変わるかもしれないのですが、ここより安いとこは多分ないです。実際ぼくもここでお願いしました。
選んだポイントとしましては、
- 安い
- 開始点がない(あるとかっこわるい)
- 銀行印と実印で本体のフォルムと印影の直径がちがうのがかっこいい
- 実印に関してはフタが付いててかっこいい
これ以上安いところがあればご教示お願いいたします。随時修正いたします。
3. 字体
「篆書体」一択です。
印相体はフォルムはかっこいいんですけど、印章組合なる所が嫌ってるらしいのでなんとなくやめました。
参照:
こちらからは以上です。
はんこの森さんのステマみたいになってしまいましたが、実際比較検討した結果最安でした。
発送も早かったですし、モノも全く問題ないです。
なお、朱印については100均で買いましょう。
本店所在地をどうにかする その2
こちらの続編です。
難儀してます。
おさらいからしますと、本店所在地の選択肢としては
- バーチャルオフィス
- レンタルオフィス
- シェアオフィス/コワーキングスペース
- 事務所可賃貸物件
のどれかしかないです。
貸事務所を設立時から借りれるような富裕層はお帰りください。
1. バーチャルオフィス
○メリット
・とにかく安い。(参考:¥500〜¥5,000/月)
×デメリット
・利用する住所が契約後にしかわからない場合が多く、蓋を開けてみたら詐欺まがいの会社が4畳半の部屋に何十社も入居してる場合がある。
・運営会社が適当な所が多い。郵便物転送をしてくれるのかも怪しい。
・現状法人口座の開設がかなり厳しい。
2. レンタルオフィス
○メリット
・専用スペースがもらえる場合もある。
・打ち合わせ等に利用できるスペースがあったりする。
・ある程度運営会社がしっかりしてる。
×デメリット
・やや高い。(参考:¥10,000〜¥50,000/月)
・やっぱり法人口座の開設が厳しい。
3. シェアオフィス/コワーキングスペース
○メリット
・運営会社がしっかりしてる。
・シェアする空間は広いことが多い。
・地域密着型の運営会社が少なくなく、法人口座開設は比較的希望がある。
×デメリット
・やや高い。(参考:¥10,000〜¥30,000/月)
・専用スペースはない場合が多い。
4. 事務所可賃貸物件
○メリット
・専用スペースしかない。
・住居兼事務所なのでランニングコストがかからない。
・郵便物も直接受け取れるし、法人口座開設も問題がない。
×デメリット
・法的に微妙なケースもある。
・住居専用賃貸から引っ越す場合にイニシャルコスト(敷・礼・保証金・前家賃)がかかる。
総合で申し上げますと、
1. バーチャルオフィスは現状候補に入れない方がいいです。
2. レンタルオフィスはいろいろ中途半端すぎて検討しづらいです。
3. シェアオフィス/コワーキングスペースは地域密着型であれば検討の余地があります。
4. 事務所可賃貸物件は登記費用+資本金+イニシャルコストをカバーできるだけの余裕があれば一番ベストかと思われます。
こちらからは以上です。
ロゴをつくる
自分で作ってもいいんですが、せっかくなのでプロにお願いしましょう。
ランサーズさんなら¥21,600からコンペ形式で依頼できるので、使わない手はないです!
素敵なロゴができあがったら同じデザイナーさんに名刺や封筒なんかのデザインもお願いしちゃいましょう。
個人印鑑証明をよういする
面倒かとおもいきやそうでもない地味な作業です。
諸料金については世田谷区の例です。
まずは、ほぼ確実にしてないであろう印鑑登録を区役所ないし出張所でします。
ちなみに写真付き身分証明書がないとワンステップ挟むので若干面倒です。
印鑑登録が終わったら印鑑カードなるものを受け取り、自動発行機で印鑑証明書を発行します。
印鑑登録が100円、証明書が1通250円になります。
大概証明書は2通必要なので、¥100+¥250×2=¥600が実費で必要となります。
会社をつくってくれる人をさがす
「会社設立」で検索すると選択肢がありすぎてぼくはすごく困ったので、簡単にまとめます。
20万円以下で会社は絶対につくれません。
株式会社の設立には実費で20万円以上かかるので、当然っちゃ当然です。
「実質10万円」とか適当なこと書かれた広告がたくさんあるんですけど、決して騙されないようにしてください。100%顧問契約とセットになってます。
顧問契約については1〜4年の契約期間となるので、設立代行とは切り離してしっかりと検討するべきです。
意外とこの真実について書かれているとこがなかったので、ここに書き留めておきます。
本店所在地をどうにかする
富裕層の方以外は会社をつくる上で一番ネックになるであろうところについてです。
持ち家に住んでる方はちょっとわからないんですが、ぼくのように賃貸物件に住んでる方というのは結構な確率で自宅住所で登記できないみたいです。
一方で、会社設立時はお金もないでしょうし、従業員もおそらくいないでしょうし、いきなり貸事務所を構えるのはメリットがなさすぎます。
ということで、バーチャルオフィスないしレンタルオフィスを借りることになります。
住所で検索されるといろんな企業が引っかかったり、法人口座を作る上で審査に通りづらかったりデメリットもありますが、現状ではこの選択肢しかないとおもいます。
ちなみにバーチャルオフィスの場合だと安いとこだと¥1,000/月くらいであったりします。
その2へつづく。